今回は、前回よりも少しだけ複雑な状況での
丁寧かつ的確な案内が求められるシーンでの英語表現を掘り下げていきます。
Phrase#154 2番目にお呼びします。
実は英語圏では「2番目(second)」「3番目(third)」といった序数詞を接客で使うことはあまりありません。なぜなら、少し事務的で順位付けをされているような印象を与えかねないからです。
そこで「後で呼びますね」といった柔らかい表現を使いましょう。
「I will call you later.」あとでお呼びしますね。
ちょっとだけ応用編
さらに、「長くはかかりませんよ」という一言を添えると、お客様はより安心して待つことができます。
「It won’t be long.」長くはかかりません。
*won’t はwill not の短縮形です。
Phrase#155 私は休憩に行くので、お店は閉まるけどゆっくりしていってね。
少し長い一文のように感じますね。
ここでのポイントは、まず伝えたい部分を「分解」し、「簡素化」して、「再構築」してみること。
ステップ1
- 私は休憩に入ります。
- お店は(一時的に)閉まります。
- でも、あなたはゆっくりしていってください。
ステップ2
- 私は休憩に入ります。 → I’m gonna take a break.
gonna は going to の口語表現で、「~するつもりです」という意味。take a break は「休憩する」という定番のフレーズです。 - お店は一時的に閉まります。→ The shop is closed temporarily.
temporarily は「一時的に」という意味の副詞です。この単語一つで、完全に閉店するわけではないというニュアンスを伝えられます。 - でも、あなたはゆっくりしていってください。 → But, take your time.
take your time は「ごゆっくりどうぞ」「急がないでください」という意味で、お客様を気遣う際にぴったりなフレーズです。
ステップ3
全て繋げると、、
I’m gonna take a break, so the shop is closed temporarily. But, please take your time and enjoy your coffee.
休憩に入るので、お店は一時的に閉まります。でも、ごゆっくりコーヒーを楽しんでくださいね!
Short BlackのPodcastはwebサイト、各ポッドキャストスタンドにて聴けます。
▼Webサイト:
https://helloanyjapan.com/podcast.html
▼Spotify:
▼ポッドキャストの検索ワードは、「ShortBlack 接客英語」をコピぺして検索ください。
ShortBlackは、より良いコンテンツをお届けする為に皆さまからのサポートをお願いしています。
ANYでは皆さまの温かいサポートをお願いしています。
お預かりした金額はANYの活動費・コンテンツ制作費などに充てさせて頂きます。
ANYのお届けするポッドキャストに少しでも価値を感じていただけたら、
下記の「サポートプログラム」ボタン、又はこちらのリンクよりサポートの程よろしくお願い致します。