Ethiopian Love Letters. – エチオピアンラブレターズ | 珈琲を詠むという視点。

Ethiopian Love Letters. – エチオピアンラブレターズ | 珈琲を詠むという視点。

コーヒーの木から採れた種子をインクに仕立て。
円筒状の便箋に想いと言葉を注ぎ入れる。
珈琲をただ単に味わうだけではなく、一口(一文字)ずつ詠むつもりで味わってみたら、これまでにない物語を感じる事ができるかもしれません。

コーヒーは手紙のような存在でもある、という感覚。

ふとした瞬間、コーヒーって様々な想いや出来事が綴られた手紙のようなモノだと感じました。
しかもコーヒーを飲んでいる人に好きになってもらいたいだろうな、とも思いました。


私達は、日常的にコーヒーを飲みますが、その背景にあるストーリーまで思いを馳せながら飲むことは少ないと思います。

されども、産地の風景や農業を営む人々、育てられるコーヒーの木々やパルピングされる果肉の行き先など。
気づけばそこにはたくさんの物語が溢れています。

一つ一つの小さなストーリーに私達が気づき、知り、共有する事で珈琲がもっと色彩豊かになれば良いなと。

なので、実際にラブレターとして文字に起こし、コーヒー豆を購入いただけた方に一緒に添えてお渡ししようと考えました。

ラブレターなんて書いたこともないけど、こういう視点で珈琲を眺めてみるのも新鮮に感じ、久しぶりに心が躍ったので”心のままに”書いてみました。

実際に執筆した手紙は1400字。A4サイズ程のレター。

なんだったらこれを3-4枚分くらい書きたかったのですが、それは流石にコーヒー豆についてくる手紙としては行き過ぎた内容に思えたのでA4サイズ1枚ほどに納めました。

そして小学生や中学生の頃、よくやっていたはず(私は経験ありませんでした)の”手紙の折り方といえばコレ!”という折り方で装丁してみました。

思いつきというのは、これまでの体験と新しい知識や気づきが急に繋がって生まれるんだと改めて認識しました。

手紙にある1400字が多いのか少ないのかわかりませんが、珈琲飲みながら詠むには丁度いい文量だと思います。

内容については、この「Ethiopian Love Letters」を手にとって頂いた方だけへの公開になっています。(すでに完売です。ありがとうございました!)
いずれまたレター企画をしたいなと思っていますので、是非気になった方は次回時に手にとって読んでみて頂きたいです。

エチオピアンラブレターのあらましを少しだけ。存在の有無。

コーヒーを詠む、という視点からラブレターを書いたのですが、少しだけ内容について触れたいと思います。

書き手としてイメージしたのは、”コーヒーチェリー”です。いわゆるコーヒーの木になるコーヒーの実の部分。
コーヒー豆ができるまでの段階のかなりはじめの方に剥かれた(パルピングという工程があります)コーヒーの果肉として書いています。

そこで、テーマとして取り上げているのが”存在の有無”についてです。
さらに認識の展開や領域についてをラブレターの中に敷き詰めています。

自分でも思いますが、とっても回りくどく書いています。ラブレターなのであくまで「好き」になってもらいたい、又は「好き」を伝えたいということを前提にしています。が、何しろ初めてのなのでそこがうまく表現できているのかはわかりません。
読んでくれた方の中でアドバイスがあれば是非お聞かせください。

全体像としてはコーヒーチェリーが”存在”について語りながら自分をアピールしている様な感じです。
ちゃんとアピールできているのか不安になります。きっと大丈夫でしょう。

お便りや皆さんの声をお寄せください。

という内容で「コーヒーを詠む」という視点からラブレターを書きました。という内容でした。
手紙の内容やANYのコーヒーについて、ご意見ご感想などあればお気軽にご連絡くださいませ。
これからも、みなさんのコーヒーモーメントが素敵なキラメキに溢れる事を願っております。

Enjoy coffee moments!!!

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