日本で一番大きい村。まるで奈良の桃源郷!十津川村物語。

日本で一番大きい村。まるで奈良の桃源郷!十津川村物語。
Totsukawa
Totsukawa

日本には183の村が存在しています。その中でも日本一大きい村が奈良県に存在します。それが「十津川村」です。奈良吉野郡に属し奈良の最南端に位置する十津川村は世界遺産も保有します。そこには街暮らしで忘れそうになっていた、日本らしい大自然が村人達の暮らしと一緒に残っていました。

村のテロワールを感じる「十津川なんば」が育つ土地を見たくて

奈良にはあまり日本的には有名ではありませんが「大和野菜」という言葉が普通に使われるくらい農業も盛んに行われています。
野菜だけでなく、果物や吉野杉などの木材も各地で育てられています。

その中でもひっそりと代々「種」を受け継いできた野菜が在来種トウモロコシである「十津川なんば」です。品種改良も何もしていない昔のままの味です。
市場に出回るトウモロコシのような極端な甘さはありませんが自然が育てた旨味を感じることができます。

十津川なんば

写真にあるものが収穫後に乾燥させた脱穀前の十津川なんばになります。
そのほかにも「むこだまし」と呼ばれるアワなども栽培しています。
昔から紡いできた種と物語を今も育てているのが3人のおばあちゃん達。

そして集落支援員として村に住み、おばあちゃん達のお手伝いをしたり畑を耕したり、村でとれた雑穀を使って「パンケーキミックス」を作っている友がいます。その彼に1年前ANYオープンすぐに来てもらい十津川村の雑穀を使用した「パンケーキ」を一緒にイベントとして提供してもらったのが十津川村を知るきっかけでした。

Pancake Saturday

その頃から訪れてみたい土地だった十津川村。
おばあちゃん達が紡いできた物語を友がまた紡ぎ、ANYでいろんな人に楽しんでもらい知ってもらうことで、また新しい物語が生まれた。
こんな素敵な物語の生まれた場所に憧れさえ抱きました。

重なる山々にひっそりとある集落で暮らす

十津川なんばが育つ集落
十津川なんばが育つ集落

正直。十津川村に入るまでも結構な山道だし「山だなー」と感じます。
しかしおばあちゃん達が暮らす集落にむかうまではさらに険しい未知なる道を進みます。
私たちはおばあちゃんと直接はお話していませんがその集落にある力強いエネルギーを土地や畑でスクスク育つ野菜、十津川なんば、アワ、そしてそこに群がる蜂達、風や土から感じました。

背丈を越えて育つ十津川なんば

奈良の観光地としても人気の十津川村ですがこの集落にはただ”暮らしの物語”が生々しい気配を放っていた様な気がします。

今回あの時の物語の出発点をこの目でみて肌で感じられたことはとても良かったです。リアルを体験したことでよりその土地や奈良の魅力を再確認できました。
やっぱり奈良は面白い場所だ。

十津川村の桃源郷。観光なら壮大な景観の瀞峡(どろきょう)がヤバイ

瀞峡は、和歌山県・三重県・奈良県を流れる熊野川水系北山川上流にある峡谷で数年前の水害で一時大きなダメージを受けたのですが今は優雅な姿で奈良の山奥に佇んでいます。自然の力の凄さを感じずにはいられません。十津川村は秘境というよりも桃源郷という言葉がしっくりきます。

切り立った岩肌。これでもかというくらいに優雅に流れる透き通った川。
優雅に尾びれを揺らす魚達とその隣獣のカモ。

日本でこんな大きなスケールの自然をみられるところは中々存在しないと思います。

「かわせみ」という小さな船に乗って川を案内してくれるサービスもあります。
営業しているかどうかは事前に電話でチェックすることをお勧めします。
Webサイトとかで調べても実際やってなかったなんてこともあります。
私たちがそうでした。。。。
かわせみWebサイト: http://dorokyo.jp/

浅瀬と川原もあるのでゆっくりしたりちょっとした川遊びなんかもできます。
次に瀞峡に行くときはサップとかで川下りに挑戦したいと意気込んでいます!

まだまだある十津川の魅力を楽しむ為に最高のアウトドア体験をオススメする

川原でアウトドアコーヒー体験
川原でアウトドアコーヒー体験

有名な「谷瀬の吊り橋」や木工職人が集う家具とインテリアショップ「KIRIDAS」、「十津川温泉」も最高ですがなかなか広い十津川村。面積は672.4 km²もあるのでスポットからスポットに移動するだけでも場所によっては結構な時間がかかります。
ちなみに”瀞峡”から”谷瀬の吊り橋”は1時間以上かかりました。
なので目一杯に十津川村の魅力を満喫するには泊まりで行くのがオススメです。

そうなるとやはりキャンプがいいですよね!温泉宿ももちろん魅力的ですが重なり合う山のレイヤーに入り込んで自然の中で過ごす時間は贅沢です。
大自然はもちろん素敵ですが満点の星空は宇宙からの贈り物です。圧巻です。

そして朝はやっぱりコーヒーとグラノーラです。
ANY B&B+COFFEEから自家製グラノーラをもっていきANY COFFEE BREW BARからは今回グアテマラのコーヒーをもっていきました。

最高のアウトドアコーヒー体験
最高のアウトドアコーヒー体験

オリジナルマグカップの売り文句を「この夏は最高のアウトドア体験を」と謳っているのでようやく自身でも最高の体験ができました。
おもわずコーヒーはおかわりしてしまいました。

朝食もグラノーラを食してから「十津川パンケーキ」のおかわりをしました。
朝から贅沢な時間でした。

十津川パンケーキ

観光資源の宝庫。奈良の魅力はきっともっと発信できる。

奈良市内にも国宝、重要文化財、鹿の歩く街、自然などさまざまな魅力が溢れています。街にはコーヒー屋はじめ、飲食店も増えてきて面白いアーティストさんもいます。そこにワーケーションや再生型トラベルといわれる新しい観光地の考え方を取り入れながら街の人たちと一緒により良い街にしていけると思います。

そこに南部の大自然や田舎の面白さを組み合わせて育てていくことができたら観光地としてだけではなく「奈良」としての新しい魅力を発掘して奈良オリジナルを世界にむけて発信していけると思います。

そこには私たちのまだ想像もできないような可能性に満ち溢れた明るい未来があるはずです。

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